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【悲報】会社員の保険料が更に上昇し給料の3割に!!健保連が驚きの見込みを発表!

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トガクレです。

 

やべーよやべーよ。

 

以前にも医療保険のニュースを紹介しましたが、今回のインパクトは大きい!

 

健保連(健康保険組合連合会)が9/9の記者会見でタイトルのような発表をしたんです。

 

整理しながらニュースをサクッと紹介していきます。


引用:

会社員の保険料、更に上昇へ近く給料の3割に医療・介護改革を主張健保連|ケアマネタイムスbyケアマネドットコム

※以下の記事は、このリンクより引用させていただいております。

 

会社員の保険料、更に上昇へ 近く給料の3割に 医療・介護改革を主張 健保連

 

「現役世代の負担はもはや限界。スピード感を持って対応して欲しい」。速やかな改革の必要性をそう強調している。

 

健康保険組合連合会が9日、財政の窮状を訴える記者会見を厚生労働省内で開いた。

 

おーおー、どうしたどうした。

 

これは緊迫感が伝わってきますね。

 

続きを見てみましょう。

 

昨年度の決算見込額では、高齢者の医療費を支える拠出金の総額が3兆4537億円にのぼっている。現行の高齢者医療制度が始まる前の2007年度と比べ、1兆1316億円増加した。これに伴い、被保険者1人あたりの保険料額も上昇。昨年度は年49万3854円で、2007年度から11万242円高くなっている。急速な高齢化や医療の高度化などが背景だ。

 

今後、団塊の世代が75歳に到達し始める2022年度にはさらに悪化する見通し。高齢者の医療費を支える拠出金は3兆9343億円まで膨らみ、1人あたりの保険料額は年54万8620円まで上昇すると推計した。昨年度で1人あたり9万6544円だった介護保険料も、2022年度には13万4823円まで増加すると見込んでいる。

 

なんかヤバそうなのは分かるんで、ちょっと整理してきましょう。

 

被保険者一人あたりの保険料は、

 

2007年 383,612円 (31,967円/月)
2018年 493,854円 (41,154円/月)

 

健康保険料が10年で月に1万円以上、上がってるじゃねーか!!!

 

ばかやろーーー!!!

 

手取りがいつの間にか少なくなってるって事だなー!

 

(実際はサラリーマンなら会社が半分負担してくれてるんで、自分で払っている金額は上記の半分です)

 

まあでもこれが「手取り(可処分所得)が減って、生活が苦しくなっている」原因なんですよね。

 

こ、こ、これを更に上げるだと…。

 

なんという鬼畜の所業!!!

 

もう少し読んでいきましょう。

 

健保連はこれらをもとに、サラリーマンなどの給料に占める医療、介護、年金の保険料の割合が、2022年度には初めて平均で30%を超えると指摘。「給付と負担の割合を早急に見直して現役世代を守るべきだ」と強く主張した。

 

具体策としては、75歳以上の医療費の窓口負担を今の1割から2割へ引き上げることや、市販薬で代用可能な薬を公的保険の対象から外すことなどをあげた。このほか、介護サービスの自己負担の引き上げも求めていく方針。

 

30%だとーー!?

 

これはすごいインパクト。

 

今の医療保険が10%位なのに一気に30%?

 

ちょっとこの数字の確認に手間取りましたが、健保連の資料を見て納得しました。

 

ここで言う「保険料」とは、医療保険だけではありません。

 

「医療保険」「介護保険」「年金保険」を合わせた数字だったんですね。

 

ビビらせるんじゃねーよ…。まったく。

 

それにしても「給料の30%」は多いと思いますが。

 

健保連資料のリンク

https://www.kenporen.com/include/press/2019/201909093.pdf

 

上記のリンクから表を抜き出してみると、

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というわけで保険料(医療保険+介護保険+年金保険)は、

 

2019年 29.091%
2022年 30.1 %(+1.0)
2025年 31.0 %(+0.9)

 

となるわけです。

 

やっぱり引用した記事のタイトルは、ちょっとこれじゃ紛らわしいですよね?

 

健保連の資料を開いてみると、1ページ目のタイトルが「現役世代を守りたい!」ですからね。

 

次の段落の「医療保険制度を通じた現役世代から高齢世代への所得移転はさらに進行」は大きく頷けます。

 

高齢者は医療保険をじゃんじゃん使うことで、現役世代から言い方は非常に悪いですが搾取しているようなもんですからね。

 

健保連は現役世代の負担をこれ以上増やさない為にも、「早急に対応しないと間に合わないよ!」と警鐘を鳴らしたわけです。

 

資料にもありますが、医療保険をわざわざ使わなくても市販品でよさそうな薬は、セルフメディケーションにどんどん移行してもらいたいものです。

 

実際に処方している薬を見ていても、「それって医療保険使って処方する必要あるんですかー(笑)」みたいな薬ありますからねー。

 

製薬会社は怖いから具体的には申しませんがwww

 

以前に紹介した「後期高齢者の負担割合を2割へ」の記事でもそうですが、この手の話は票を持っている高齢者の反発が怖くて政治かも及び腰なんですよね。

 

こういう提案は今後もどんどんしてもらいたいものです。

 

そしてどさくさに紛れて私からの提案も書いちゃおう。

 

柔道整復師のグレーなマッサージと、生活保護者の医療費の全額無料はこのままでもいいのかー!

 

今回は健保連グッジョブ!!!

 


最後まで読んでいただきありがとうございます!
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