【知らないと損】持ち家がある事で有利に利用できるお得な制度を4つ紹介
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どうもトガクレです。
以前に希望していた賃貸ではなく、持ち家を買わざるを得なかったことを記事にしました。
まあ「家に飽きた」とか「引っ越しをせざるを得ない」とかの状況になったりしなければ、基本的に賃貸より持ち家の方が、生涯でかかるお金もかなり少なく済むのでいいんですけどねー。
今回は持ち家を持っていることで利用できる、お得な制度を4つまとめてみたいと思います。
やっぱり住宅ローン控除(減税)はしっかり使いたい
何といっても目先で賃貸派に大きく差をつけるのがこの「住宅ローン減税」ですよ。
ご存知の方が多いと思いますので、説明はざっくりにしておきます。
マイホームをローンで購入した時に、一定の金額が所得税から控除されます。
ちょっと制度の変わり目で例を出すにも計算が複雑なので、簡単に計算してくれるわかりやすいリンクを貼っておきます。
住宅ローン控除計算「@ローン計算」
https://www.loankeisan.com/home/koujo.html
だいたい年間で10万円~(多い人だと40万円とか)の控除を約10年程度受けられるので、かなり金額が大きいですよね。
(すみません。控除を受けられる期間も制度の変わり目で説明があいまい…以下略w)
1%以下の低金利で借りた方は、頑張って繰り上げ返済をしないで、住宅ローン控除を受けられる10年はしれっと借りておく作戦もアリですね。
もちろん繰り上げ返済しない分のお金は、投資で運用するのが前提ですが。
投資をされない方でしたら、住宅ローン減税が終了したら繰り上げ返済ですかねえ。
自分だったら変動金利で借りていて、今後急激に金利が上がらないとしたら、そのまま満期まで借りておくかなあ。
住宅ローン控除も使えるし、運用できるし、次で紹介する団体信用生命保険でリスクの分散になるし。
団体信用生命保険に加入する事により、生命保険の代わりになる
持ち家を購入する時に、大多数の人は住宅ローンを使用すると思いますが、その時に加入させられる「団体信用生命保険」。
返済者に万が一の事があったら、その家のローンは清算されるので、家族に持ち家を残すことが出来る制度です。
民間の銀行のローンを利用した場合は、この団信は金利に含まれていることがほとんどなので、別に負担する必要がありません。
フラット35を利用する時は一応任意ですが、入る方が多いですよね。
持ち家を購入して団信に加入していれば、万が一の時に家族に家を残せるわけですから、その分の生命保険契約は少なくて済みます。
重複して多くの掛け金を生命保険に支払っているようなら、見直しをすることによって大きな節約になりますよ。
家が残せる金額分(デカイ!)ですからね。
逆に賃貸派の人は、この分もしっかり生命保険に入る必要があるということですね。
意外と知らない?リバースモゲージ
「リバースモゲージ」は、金融機関にお勤めの方以外はあまり聞きなれない制度かと思います。
簡単に言えば、高齢者が自宅を担保に融資を受けられる制度です。
資金の用途はなんでも(生活費でもレジャー費でもなんでも)OKです。
返済は契約の満期時か契約者の死亡時のどちらか早い時期に一括返済になり、もしこの時に返済できない場合は、自宅が競売にかけられ返済に充てられます。
最大のメリットは、自宅に住みながら融資を受けられる点にあります。
高齢者になって「お金が無い!」ってなっても、その時に働きに出られるとは限らないですからね。
過去に買った資産を元に融資を受けられるわけなんです。
ただし、不動産価値の下落により借入額が下がったり、返済によっては住宅を相続できないなどのデメリットがあります。
まあ正直あまり普及している制度という訳でもないんですが、なんとなくでも知っていればいざという時役に立つ制度かと思います。
しっかりと活用を!介護保険の住宅改修費
持ち家だと、高齢者になり手すりなどが必要となった時に、「住宅改修費」が利用できます。
住宅改修費は、事前に市役所(介護保険課など)に申請(担当ケアマネージャーを通すのが普通)すると、償還払い(一時的に立て替え)にてお金が返ってきます。
上限は20万円で、その9~7割(割合は介護保険の自己負担割合)が支給されます。
対象となる工事の一例は、
・手すりの設置
・段差の解消
・洋式トイレへの交換
・扉の取り替え
などなど。
20万円使えれば結構いろいろと対策が出来ますし、足りない場合は自治体に独自の上乗せ制度があったりします。
自分が高齢者になってコレが必要な時には、もうそんな事を考えられなくなっていると思いますが(笑)
賃貸だと住んでいるアパート等に、手すりの工事なんかは出来ませんよね。
まあ引越せばいいんですが、それがメリットにもデメリットにもなります。
高齢者になると貸してくれる物件も本当に限られてきます。
高齢者対応の住宅(例えばサービス付き高齢者住宅など)も視野に入れて(というよりも賃貸派の高齢期はサ高住がおすすめ)、引っ越す必要が出てきますね。
自分だけではなく、ご家族の住宅改修時にも知っておきたい制度です。
まとめ
ということで、今回は持ち家に利用できるお得な4つの制度を紹介しました。
賃貸には賃貸の良さがあり、持ち家には持ち家の良さがあります。
持ち家の良さは「夢を買う」「負債だと分かっていてあえて買う」等と言われてしまうことが多いですが、欲を出さずに大きなトラブルなく最後まで住むことが出来れば、賃貸よりだいぶ費用も抑えられると思っています。
最後まで読んで頂いてありがとうございます!
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