【20代後半で将来不安な方へ】お金の不安を解消したいなら株式投資よりもまず自己投資をしてみませんか?
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トガクレです。
お金の知識が初心者の人向けの記事だよ
20代後半は将来に対してとても不安になりますよね。
それもそのはず20代後半からは、人生の大きなターニングポイントが次々とやってくるからです。
10代後半の受験~20代前半の就職などは、とにかく無我夢中で走り抜けてきた方が多いと思います。
しかもそれまでの重要な決断は、親が介入されることがほとんど。
しかし20代後半は仕事も落ち着き、自分の社会での実力やポジションもある程度わかり、次のステップに踏み出す段階になります。
恋愛、結婚、出産、転勤、家の購入、転職などなど。
初めて「自分が全ての責任を持って決める重要な選択」を次々と求められます。
特にお金の問題の悩みは深い。
なぜなら日本に住んでいるとお金の問題はタブー視されていることがほとんどで、それまでに教えてもらっていないことがほとんどです。
単純に知らないから、わからないことが多いんですよね。
今回はそんな悩みが多い20代後半からのお金の対策について、考えてみたいと思います。
手始めに節約と預貯金をしてみるが…
「これからお金がいっぱいかかるのはなんとなくわかる。とりあえず節約して貯金だ!」
と思うでしょうが、ちょっと待って下さい。
10円や100円単位のせこい節約をしてもお金は貯まりませんし、預貯金しても金利でお金はほぼ増えません!
戦略をもって取り組まなければ、ただ「やった気になっただけ」になってしまいます。
節約はそんなに難しくありませんが、コツがあります。
最初に面倒なだけで、ずっとその効果が続く節約法があります。
「固定費の削減」が第一優先なんですが、以前に記事を書きましたのでご参照下さい。
また、預貯金も同様です。
歴史的な低金利の前では、いくら郵便局や銀行にお金を預けてもお金は増えません。
普通預金の金利は0.001%と、仮に100万円を預けても1年間で10円です。
10年預けてようやく100円。
はっきり言って誤差です。もっと言うと意味ありません。
「いやいやネット銀行は金利良いよね?」と思っても、頑張って0.1%なので、1年でようやく1,000円。
しかし税金で20%持っていかれますから、実質は800円弱でしょう。
ただ「貯める」手段としての預貯金は良いのですが、「資産運用」としての預貯金はかなり物足りない。
以前に元本保証の金融商品について書いた記事を参考までに。
お金の知識が無い状態で戦略無く取り組んでみても、かなり遠回りになります。
まずはお金の知識を勉強する必要があります。
とにかくまずお金の知識をゲットだぜ!
と言っても難しい話じゃないですよー。
お金の知識は身近な節約方法から、普通の人は縁が無い不動産の計算式まであまりにも多く、いくら勉強しても終わりはありません。
しかし、プロじゃないんだから全部を知る必要はありません。
「これは絶対に知っておいた方が、人生の役に立つ」というところだけ、読みやすい入門書で学んでいけば良いのです。
まだ読んでいなければ、この2冊を強くおすすめします。
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
- 作者: 山崎元,大橋弘祐
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2015/11/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 作者: ロバートキヨサキ,白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どちらの本もお金の知識が無くともさらっと読めます。
対話形式になっているので、普段あまり読書をされない方でも抵抗無いと思います。
一番最初におすすめしたい本ですが、この2冊を読めば一般の方のお金の知識としては充分なレベルと言えます。
もうちょっと細かく学びたいのであれば、FP3級(ファイナンシャル・プランナー)の資格を勉強してみるのも面白いです。
3級であれば取得もとても簡単なんですが、保険や金融商品から不動産まで幅広く学習することが出来ます。
「こんな方法があったのか!」と多くの気付きも得られ、コスパも抜群です。
これ以上の知識が必要になったら、それぞれの分野を掘り下げていけばいいんです。
株式投資の前に、自己投資をしよう
「お金の貯め方も分かった!知識もついてきた!さあ俺も株式投資デビューしてやるぜ!」
と行動力がある方は、とても素晴らしい!
ですがちょっとまって下さい。
物事には優先順位があります。
株式投資よりも、まずは自己投資を優先してみてはいかがでしょうか。
もちろん株式投資は早く始めれば早いほど、複利の力を生かせますから有利になります。
しかし一部のエリートを除いて20代後半から投資できる金額は、月に数万円程度でしょう。
悲しい事実ですが、投資はある程度元手が無いと大きくなりません。
10万円を5%で運用しても5,000円ですが、1,000万円の5%は50万円なんです。
それだけ元々お金を持っている人は強いし、投資への「入金力」を高めないと効果が薄いんです。
今が月に2~3万円投資するのだけでも必死な状況なら、全力で株式投資をするよりも、自己投資をして自分を高める(給料を上げる)努力を優先することをおすすめします。
資格や仕事関連の勉強・読書などなど、すぐには給料に反映されないとしても、長い目(5~10年)で見れば必ず収入アップにつながるはずです。
いつまでも月数万円しか投資できないよりも、今は自己投資をして、その分少なくなってしまっても将来的には更に多くの金額を投資できるようになります。
40歳を過ぎてからの資格取得などは、周囲からも「正直めんどくさい人なのかな」などと思われてしまう場合もありますが、若いうちでの自己投資は素直に評価してもらえます。
まとめ
勉強してみると、お金の知識は意外とシンプルなことに気が付きます。
簡単に言うと、「なるべくいっぱい給料貰って(収入)」-「無駄遣いを減らす(支出)」⇒「そのお金を投資にまわす」の流れですが、次からは「収入+投資の利益」からサイクルが始まります。
自己投資をすることは、最初の「収入」の最大化を狙えます。
そしてお金の知識を得る努力と同時に、自己投資をしていけば、数年後にはお金への不安がきれいさっぱり消えているはずです。
わからないから不安になるだけで、わかってしまえばなんてことないよー
最後まで読んで頂いてありがとうございます
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