世界経済はついに景気後退局面か?【逆イールド】リセッションに警戒
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FPトガクレです。
ちょっと世界経済の雲行きが怪しくなってきました。
3/25の日経平均株価の終値はは前週末より650円23銭安い2万0977円11銭。
その他のアジア主要市場も軒並み下落している。
為替は円高ドル安が進み、1ドル109円70銭台をつけた。
3/22のNYダウは220ドル77セント安の2万5169ドル53セント。
株価下落の背景は
株価下落の背景としては
中国経済の減速
EU経済の不調
アメリカ連邦準備理事会(FRB)が年内の利上げを見送り
逆イールドが発生
が理由とされるが、
特に「逆イールド」に注目されています。
今回特に注目されているのは「逆イールド」
逆イールドとは、米債券市場で長期金利と短期金利の金利の逆転現象である。
通常は長期金利の方が高い。
しかし、今回は米国債10年物の利回りが3か月物の利回りを11年半ぶりに下回ってしまった。
前回10年物の利回りが2年物より低くなったのは2007年で、その1年後にリーマンショックが起きている。
過去で見てみても、逆イールドが発生した1~2年後にほぼ景気後退している。
今後の見通しは
正直今回の逆イールドが景気後退局面のシグナルとなるのかは、まだ何とも言えません。
これまで過去に景気後退の「炭鉱のカナリア」として見られてきた逆イールドは「10年物」と「2年物」の逆転です。
今回の逆イールドは「10年物」と「3か月物」なので、そこは注意が必要です。
逆イールドが発生したことにより、リセッションと大きく騒がれていますが、今後も市場を見守る必要がありそうです。
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