フェイスブックの暗号資産(仮想通貨)リブラがなんか幸先悪い
スポンサーリンク
FPトガクレです。
リブラの雲行きがあやしいよー
なんかフェイスブックの仮想通貨である「リブラ」が、スタートダッシュでつまづいています。
以前にも記事にしましたが、
これから解決すべき問題が多い。
今回も新聞の記事を元に紹介したいと思います。
各国でリブラについて懸念を表明
米フェイスブック(FB)など28社が打ち出した暗号資産(仮想通貨)「リブラ」に対し、世界中の金融当局の間で懸念が広がっている。トランプ米大統領まで反対の輪に加わり、国際的な規制の議論も近く始まることになった。日本の当局も対応に苦慮している。
引用:朝日新聞 2019年7月13日(土)朝刊より
まさかのトランプ大統領まで、イチャモンをつけてくるとは思ってませんでした。
以下、同新聞(朝日新聞)の内容を引用して紹介します。
米連準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は11日の米上院での証言で、リブラが目指す2020年上半期の発行に待ったをかけることもいとわない姿勢を示唆した。
米国内で議会や消費者団体などから計画の一時停止を求める声が続出するなか、トランプ氏も11日、リブラを名指しして「ほとんど信頼性がない」とツイート。「世界中のどこであろうが、ずば抜けて力のある通貨がある。米ドルだ!」
としています。
トランプ大統領はどこまで本気なんでしょうか?
「ほとんど信頼性がない」のは良くわかります。
言いだしっぺが、情報の管理能力に定評があるフェイスブックですから(笑)
「ちゃんと仕組みを作ってからだ!」と言いたいんでしょう。
米ドルを押しているのは何なんでしょうか?よくわかりません。
基軸通貨のドルを発行するコストを以前から問題にしていたはずなので、良さそうなもんですが。
ドル安にもなりそうだし。願ったり敵ったりだと思うんですが。
本当の所はどうなんでしょう?トランプさん。
米議会ではフェイスブックの解体論も出ているとか。おーこわ。
欧州からも「最も高い規制基準を満たす必要がある」(英中央銀行のカーニー・イングランド銀行総裁)などと規制を訴える声が相次ぐ。
懸念の大合唱は、既存の暗号資産の弱点に目配りし、巨大な顧客層も見込めるリブラの潜在力の大きさの裏返しともいえる。
これは正にそうでしょう。
フェイスブックだけでなく、VISAやMASTER CARDも参加するんですから。
リブラが始まったら仮想通貨のゲームチェンジャーとなるでしょう。
それだけに土台をきっちりと固めて欲しいものです。
では日本国内の対応はと言うと、
日本の金融当局も手探りで対応を急ぐ。金融庁と財務省、日本銀行は10日、3当局による連絡会を設置。金融システムへの影響や利用者保護、マネロンなどへの対応策の議論を始めた。
遅いよー。早くしてー。
むしろ日本からこういうの始めてもいいんだよー。
国内法では、暗号資産を「法定通貨または法廷通貨建ての資産ではない」と定義している。ただ、FBはリブラについて、米ドルや円など複数の主要な法定通貨と価値を連動させていく方針を明らかにしており、金融庁では「暗号通貨とは別物」という見解に傾きつつある。海外送金がリブラの事業の柱になるなら、資金移動業として規制していくことも視野に入る。すでに、スマホを使って簡易な送金サービスを手がけるLINEなどが資金移動業として登録済みだ。
なるほど。
確かにこれまでの「暗号通貨(どちらかというと投機対象)」として考えるよりも、「小口決済手段」としての性格がより強いので、日本では資金移動業として考えたほうが自然かもしれませんね。
ついでに仮想通貨も下落
とばっちりだよー。
全体的に落ちました。
代表でビットコインのチャートを。
4時間足のチャートですが、7/11あたりからナイアガラ…。
FRBのパウエル議長の発言からですね。
一気に下落。動きが本当に荒い!
金同様にジャブジャブの投資マネーが流れていたのに。残念。
リブラへの動きは今後も注目!