個人投資家でもプロに勝てるかもしれない「スネオ式投資術」
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FPトガクレです。
個人投資家がプロに勝つのは難しいが、絶対に無理ではないよ!
えー最初に言っておきますが、機関投資家やファンドマネージャーの方々を批判する記事ではないですからね。
皆さま本物のプロでいらっしゃいますから、私ごときのFP投資家とは比較にならない高い知識と行動力をお持ちでいらっしゃいます。
当たり前ですが私は真正面から戦って、全く勝てる気はしません。断言します。
だがしかーし!!!
個人投資家だからこそ、なりふり構わなければプロに勝てる投資法もあるのではないか!
ということで、泥臭い投資法を提唱させていただきます。
勝手に「スネ夫式投資法」と命名します。
ググりましたが「スネ夫式投資法」は提唱する人がいませんでしたので、私FPトガクレの登録商標とさせていただきます(笑)
本の出版依頼はお早めにどうぞwww
内容はだいぶ抽象的ですが、個別株でもインデックス投資でも応用できる考え方かと思います。
ジャイアンは誰か考えろ!
まず始めに考えなければならないことは、投資先の世界でのジャイアンは誰か?ということです。
スネ夫はいつもジャイアンを味方につけているからこそ、クラスのヒエラルキーのトップでいられるんです。
投資の世界のジャイアンは誰か?
例えば国でいうと、もうこれは「アメリカ」でしょう。
実際にアメリカに睨まれている国は、なんらかの(経済)制裁を受けています。
例えばトルコやロシア、イラン、北朝鮮、中国などがすぐに思い浮かびます。
ジャイアンに逆らってはいけません!
ジャイアンについていきましょう!
しかし、アメリカだけが「本当の」ジャイアンかどうかは、まだわかりません。
以前に記事にもしましたが、2030年頃には中国が世界一の経済大国になっている予想もあります。
あなたの投資のゴールが2030年頃であったら、ジャイアンはもしかしたら中国ということになってしまいます。
また大方の予想通りのアメリカや中国がトップ争いをせず、まさかの第三国が現れるかもしれません。
今現在ではアメリカへの集中投資が正義だという人が多いですが、以前は新興国だったり80年代は日本と言われていました。
実際に1955年~1989年あたりまで日本が急成長していますので、この約30年のジャイアンは日本かもしれません。
更に今から100年くらい前は2チャンネル掲示板なんかあったら、「イギリス以外に投資する人は情弱乙カレーw」とか言ってたと思います(知りませんがw)。
ちなみにイギリスのGDPは現在5位です。
お国の話で長くなってしまいますが、何も1国だけに集中する必要はありません。
スネ夫はジャイアンにだけ従っているわけではないですよね?
のび太が使えると思えば、のび太についていく事だってあります。
その場合は分散投資をして、その比率を変えればいいんです。
ただ、ついて行く相手をコロコロと変えるのは良くありません。
調子良すぎる人は嫌われます(パフォーマンスが極端に落ちます)。
まずあなたの投資スタイルのジャイアンを、自分で設定しましょう。
設定するジャイアンは、国やあなたがこれから強いと思う投資対象(例えば株や海外不動産など)です。
短期~中期投資ではセクターでも良いかもしれません。
まずはご自身のジャイアン(投資する対象)を設定することが大切です。
ジャイアン探しは他人の意見ではダメですよ。
「投資の有名人が言っていたからなんとなく」では、また別の投資の有名人が違う事言ったらそっちに心移りしちゃう。
あっちフラフラ、こっちフラフラでは前述の通りパフォーマンスが大きく落ちますからね。
画像引用:テレビ朝日 https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/anime/0012/
プロにも弱点はある!
次に隙が無いプロにも、少しだけ弱点があります。
ほとんどありませんが。ほんの少しだけ。
なんとかその弱点を突いていきましょう。
プロは結果を求められるんです。
その結果とはなんでしょうか?
インデックス(日経平均やSP500など)と比較しての結果です。
これを上回れるかどうかが、プロの実績であり結果です。
必然的にプロはインデックスと勝負をしなければなりません。
(インデックスに負けるようでは「インデックスファンドの方が良いよね。安いし」になりますからね)
正直プロでも「もう十分儲けたから、この相場で投資しなくていいんじゃね?」と思う事はあります。
しかし投資しないでお金を眠らせておくと、インデックスに必然的に負けてしまうので投資せざるを得ません。
なので、しぶしぶ投資します。
当然パフォーマンスも芳しくないかもしれません…。
ここでチャンス到来です。個人投資家にチャンスがやってきました!
個人投資家は、プロが「この相場で投資しなくていいんじゃね?」と思うところで、思い切って休んじゃいましょう!
つまり無駄な投資はしない。
そして、「ここだ!」と思うところで集中投資すればいいんです。
方向性がなんだか分からないようなレンジ相場や、天井付近まで付き合って暴落を待っているような相場で、わざわざ投資してリスクを取る必要はありません。
休んでしまい、次に備えましょう。
大きな流れについて行け!
投資の世界では日々プロが株価予想をしています。
投資の初心者は「頭の良いプロが予想しているんだから、自分が考えるより当たるだろう」と思います。
しかし意外に外れます(笑)
いや、意外ではなく、結構外れますw
「プロが選んだ株より、サルが適当に選んだ株の方が上昇した」話などもいくらでもありますし、「ヤフーファイナンスの株価予想」を見てみても、ほとんどのプロが勝率5割前後です。
「勝率5割前後」に落ち着くというのは、「上がる」か「下がる」かの2択をしているだけとも言えますよねw
それだけ予想は、知識の量が比較にならないプロであっても難しいんです。
(たまにテクニカルアナリスト〇永さんの分析と、わざと逆に投資してやろうかと思うことがあるくらいですw)
それではどうすれば利益を得られるか?
それは
大きな流れについて行くことです。
ジャイアンが何をしたいのか?どこへ行くのか?
スネ夫はジャイアンについて行くことで、利益を受ける事が出来ているんです。
大きな流れに逆らわずに、ただただ、ついて行く。
大きく上がる時も、大きく下がる時も。
上昇相場では買いから入ればいいし、下降相場では売りから入ればいいんです。
下手な予想をせずに、大きな流れ(トレンド)が出たときに、それに逆らわずそのトレンドについて行く。
実際に多くの「億り人」を生み出した2017年も、投資のテクニック(テクニカル分析など)があった人が億り人になったというより、仮想通貨や株の大きな流れに乗って億り人になった人がほとんどです。
短期的な「大きな流れ」は、5日や25日移動平均線での動きでもある程度わかります。
正攻法ではボリンジャーバンドが膨らんだ(縮んだ)ら、トレンドが出ていると判断しますよね。
その他、中長期での大きな流れを「知る」のに意外なおすすめは「普通の新聞」です。
読売とか朝日とか。
経済に特化した日本経済新聞は情報がとても詳しい反面、記事が多すぎて何が大事かよくわからないこともあります。
それに比べて普通の新聞は、重箱の隅をつつくような経済の記事はほぼありませんw
記事になる頃には、かなり大きな流れになっています。
私は「一般紙を購読+日経新聞の記事はネット(興味あるものだけ)」としています。
以前は原油相場なんかも結構参考にしてたんですが、最近この手法はもうそろそろ古いんじゃないかと疑ってきています。
製造業全盛の時代はともかく、これからはどうなんでしょうかね?
今はGAFAを代表とする情報を扱う企業が、世界の覇権を取ってますからね。
こればっかりはわかりませんがw
話を戻しますが、下手に予想するのではなく、大きな流れ(トレンド)が出たら逆らわずについていきましょう。
スネ夫はいっぱいお金持ってるぞ!
最後に元も子もないことを言いますが、やっぱり投資は元本が無いと話になりません(笑)
10万円の元本の5%は5,000円ですが、1,000万円の5%は50万円です。
あたりまえですが。元本の差がやっぱり大きい。
スネ夫はお金があって、おもちゃを持っているからジャイアンに重宝されているんです。
スネ夫に近づく為には、そもそもの元本(資産)を増やすことも考えなければなりません。
お金がないと、スネ夫はジャイアンに相手にされないでしょう。
元本を増やすには、給料を上げる、支出を減らす、副業するなどです。
どんなに収入が多くても支出が多いと資産が増えません。
お金持ちにはケチが多いって言いますよね。
あれは厳密に言うとすべての事にお金を出さないのではなく、「無価値な出費をしない」んだと思います。
無駄な出費をできるだけ抑え、価値あるものにどんどん投資する。
まあ、この部分も語りだすとこれだけで長くなってしまうので、詳細は別の機会に。
とにかく元本を増やしてこそ、投資のリターンも単純に大きくなります。
そしてそれを、複利でどんどん増やしていく。
ここでも実は、プロより個人投資家のほうが有利な事があるんです。
投資信託などは、人気によって資金の流出入が大きく変わってきます。
パフォーマンスが悪くて資金(投資家)が流出してしまうと、そのお金を払う為に更に株を売って資金を用意しなければなりません。
悪循環ですね。
その点、個人投資家は自分次第です。
仕事を頑張って給料を上げることも出来るし、無駄な出費をせずに支出を減らすことも出来ます。
まとめ
長くなってきましたので、スネオ式投資術の要点をまとめます。
①ジャイアン(強い投資対象)を自分で決めろ!
②どんな強い相手にも弱点はある!
③逆らわずにジャイアンに従え!
④お金がないとジャイアンに相手にされないぞ!
強い相手(投資対象や流れ)に徹底的に媚びる事!