ゴールデンウイークは東証が10連休。暴騰?暴落?個人投資家の対応は
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FPトガクレです。
2019年5月に新天皇の即位に伴い、今年のゴールデンウイーク(GW)は過去に類を見ない超大型連休となります。
それに伴い東証も4/27~5/6までの10日間がお休みとなります。
しかし海外市場はGWが関係が無い事から、4/29~5/3の5日間と5/6の合計6日間が稼動しています。
そうです。日本株が10日間休んでいる間に、海外市場は6日間も稼動しているんです。
連休明けに大荒れの予感…。
日本市場では、5/7(火)にそれまでの10連休分のニュースと、海外市場の6日間分の価格が一気に織り込まれるわけですから。
個人投資家の対応での注意点を考えて行きたいと思います。
ポジションを解消(売ってしまう)
連休中は何があるか分かりません。
仮に海外市場が大荒れで大暴落になった場合でも、日本株はじっと耐えて連休が明けるのを待つしかありません。
仮に大暴落して連休明けにパニック売りをしたとしても、値がなかなか付かず、成り行き注文でも予想以上の安値になってしまうかもしれません。
値動きが激しそうなポジションを縮小してしまうのも一つの方法です。
海外旅行などで連休を満喫したい人におすすめです。
旅行に行っても株価にビクビクしてたら、楽しめないですよね。
しかも心配しても何も出来ないし。
暴落のリスクヘッジとして「日経平均インバース型ETF」を仕込む
あくまでリスクヘッジとしてですが、GWだけ日経平均と逆に動くETFを購入し、暴落に備える方法も考えられます。
例えば「日経平均ダブルインバースインデックス連動型上場投信(銘柄コード:1357)」ETFなどは,日経平均が下がると大きく利益を出す事が出来ます。
こういったETFをGW中だけ保有すれば、暴落のリスクに備える事は出来ます。
しかし、当然この手のインバース型ETFは株価が上昇すると損失が発生してしまうので、この場合はあくまで「GW中だけ」と割り切って売買する必要があります。
仮に日経平均が上がってしまったら「保険料を支払った」と思って、さっさと売却しちゃいましょう(もちろんその後に日経平均が下がると予想すればそのままの保有で構いませんが)。
商品的にも長期保有に向く商品ではありません。
機関投資家はGW前にポジション解消または縮小か?
日本の機関投資家は仕事でトレードしているわけですから、連休中はトレードしません。
しかし今年は特別で、GW中に海外市場が6日間も稼動しているわけですから、リスクが高まります。
急な変動に対応できません。
この為、機関投資家はGW前にポジションを解消または縮小することが考えられます。
まとめ
いろいろと心配事はありますが、個人投資家は結局のところ「何もせずにそのまま保有」で良いのではないでしょうか?
という結論でまとめます。
もちろん個人投資家でも、デイトレードをしているような人は対策をとったほうが良いです。
しかし、長期投資をしている大半の個人投資家は、下手にあれこれ売買せず、経済の成長を見守る方が健全だと考えられます。
長期で見れば、10日間の値動きなんてたいした差ではないですからね。
投資は自己判断でお願いします。
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