共働き世帯は「時間を買う」という選択も
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FPトガクレです。
女性の社会進出もあり、共働き世帯は年々増えています。
さらに理由の一つとして、可処分所得(いわゆる手取り)が減っていることもあげられます。
世帯(2人以上)の可処分所得は、1997年は約月額49万円だったのが、2016年は約42万円と減っています。
背景には、社会保険の負担増加と所得(給料)が増えない(もしくは減っている)事があります。
人間も含めて生物は「環境に適応」しようとしますので、可処分所得が減ってしまうと、「金銭的に子どもは無理だな…」と思ってしまう夫婦も出てくるのは自然といえます。
お金の問題で子どもを諦めてしまう。
残念ですが自然な流れとも言えます。
また、金銭的な問題を解決しようとすると夫婦2人で働く必要が出てくるため、保育園(保育士)の不足などが考えられ、やはり現在の少子化問題に直結していくんですね。
そんな中でも夫婦2人で働き、さらに子供も育てるとなると、かなり忙しくなります。
ただ働くだけでも疲れるのに、保育園の送り迎えや子供が散らかしたおもちゃの片づけ、洗濯物も大量など、考えただけで頭が痛くなります。
そんな頑張る共働き夫婦に提案があります。
時間をお金で買ってしまおう
お金で解決できることは、少々お金を使ってでもそれで解決してしまいましょう。
働くだけでもクタクタなのに、家に帰ってまで雑用に時間を使うのは効率的ではありません。
「せっかく共働きなのにお金を使ったら意味ないよー」とお思いかもしれませんが、さすがに「1人で働く + めっちゃ節約」より「2人で働く + 少々の出費」の方が金銭的にもだいぶ余裕があるはずです。
費用対効果を考え、上手に活用して行こうというものです。
物やサービスを買ったりしてお金を払うことにより、大幅に時間を短縮できることとしては、
- 洗濯乾燥機
- 食器洗い乾燥機
- 食事は外食や惣菜などを活用
- ロボット掃除機
- 湯沸しケトル
- 強力ドライヤー(もしくは2個使い)
- 電動自転車
- 家事代行サービス
などがあります。
それらを購入もしくは利用し、上手に時間短縮していきましょう。
一時的な負担増は未来で取り返せ
ここで不安になるのが「余計にお金がかかる」ということですが、時短して体力が確保できたら、元気いっぱい本業に打ち込んで取り返すとしましょう。
大丈夫です。
共働き世帯のあなたは、もう十分頑張っています。
お金はちゃんと努力を続けていれば、また必ず戻って来てくれます。
お金とは本来そういうものです。
共働きは本当にいろいろと負担が増えます。
いつまでも無理を続けると「もうちょっと手伝ってくれてもいいのに!」なんてパートナーにもあたってしまいます。
精神衛生上も良くありません。
家庭円満のためにも、お金で解決できることはお金で解決してしまい、捻出した時間はもっと有効なことに使いましょう。
子どもがいらっしゃったら、一緒に遊んだりしてその成長を見れるのは今だけですよ。
「洗濯物を干す時間」と「子どもと遊ぶ時間」を天秤にかけたら、今のあなたにとってどちらが大切な時間ですか?
お金はいつでも稼げますが、今という時間は「今この瞬間」しかありません。
時間はとっても大切。お金よりも。
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